| ■おもな目次 
 I-「お墓参り」…九話
 お墓参り/縁側/奇妙な人たち/子どもの料理/小刀と消しゴム/ゴボウ/生きるということ/過未無体、現世実有
 
 II-「放射能」…二十話
 肩書き/愚痴/選択/昇華/手紙/憲法/迷惑/農業/大豆/豆腐/獣医/試験/干拓/私学/義務/反動/反論/ずらし/期待
 
 II-「手を合わす」…二十五話
 手を合わす/沖縄行き/いただきます/食べること/フォークとナイフと箸/鍋料理/鬼子母神さま/お寺の生活/タケノコ/なるほど!/人を食う/納骨堂/壊すこと、築くこと/絶対ということ/夢/ツルの一声/毒にも薬にもならない/トーシャバン/国境線/一から十まで/雲水/バイオテクノロジー/対話/競争原理/人のため
 
 IV-「倶会一処」…九話
 宗教教育/道徳教育/宗教ってなに?/知足/肝腎のこと/精神的指導者/倶会一処/糞掃衣/肉食妻帯
 
 V-「生きるための」…九話
 生死/愛語/手拭/旬を食べる/非核宣言の家/比べないこと/土の上の二人/九という数字/ワシも死んだらガンも死ぬ
 
 VI-「牛蒡の味」…八話
 兄弟子/中央廊下/恋と愛/親孝行/しめっぽい初笑い/子どもの明るさ/今の子はわからないか/牛蒡の味
 あとがき
 ■著者紹介
 
 無着 成恭(ムチャク セイキョウ)
 1927年(昭2)、山形市沢泉寺に生まれる。現在、福泉寺住職。
 1948年(昭23)に教職についてから83年(昭58)に退職するまでの35年間、『山びこ学校』(1951年、現・角川文庫)、『続、山びこ学校』(70年、むぎ書房)、『詩の授業』(82年、太郎次郎社)などの実践を公刊する。
 それらは戦後民主主義のシンボルとして評価されている。
 点数だけで子どもを評価しない会(点廃連)の会長として、ラジオ、電話などによる教育相談、仏教相談に携わるほか、難民救済活動に参加している。
 第1回斎藤茂吉文化賞受賞(1955年)、第3回正力松太郎賞受賞(1979年)。ほかにも著書多数。
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 ■関連ホームページ
 
 
 
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