内容紹介
いっしょに住みはじめた「男ふたり暮らし」の2人。同居する母親や、パートナーの生活「無能」ぶりに大ゲンカの日々。でも、とことんぶつかりあい、暮らしあい、見えてきた自分。これは体当たり「人間関係論」だ。
目次
まえがき–伊藤悟
◎ぼくは同性愛者である、と誇りをもっていえるようになるまで
◎同性愛者カップルのライフ・スタイルを創りだすために
I章……愛情ノート ぼくらの恋のはじまり
「1」-運命的なふたりのめぐり逢い–簗瀬竜太
「2」-勇気をもって、家族に恋人宣言–簗瀬竜太
「3」-いざ、“男ふたり暮らし”へ–簗瀬竜太
II章……生活ノート ぼくらの暮らしづくり
「1」-同居のとまどい、波乱の幕開け–伊藤悟
「2」-暮らしづらい家の孤独な部屋–簗瀬竜太
「3」-壮絶なぶつかりあいの日々–簗瀬竜太
「4」-ひらかれた関係へのきざし–伊藤悟
III章……同性愛者ノート ぼくらのさがしている幸福
「1」-自己否定感を超える闘い–簗瀬竜太
「2」-しなやかに、ゲイ・プライド–伊藤悟
あとがき–簗瀬竜太
読者の声
50代・女性
『男と男(ゲイ・カップル)の恋愛ノート』読者の声
同性愛者間の愛も当然と思っていましたが、その方たちが、子ども時代、少年時代とこんなにつらい目に会い、つらい思いをしているのは知りませんでした。重たい内容なのにさわやかさが残り、逆に励まされもしました。素晴しい本との出会いでした。
20代・女性
『男と男(ゲイ・カップル)の恋愛ノート』読者の声
自分の人間関係のつくり方について考えさせられた。言いにくいことをたくさん書いてくれていてとても嬉しい。(うまく言えないが)前作も含め、この2冊の本に出会えてよかった。他の人にもすすめたい。まだまだホモセクシャルはお笑いの対象となっていて、TVでそんな場面を見たりするととても腹が立ちます。それにしてもレズビアンが殆ど表に出てこないのは何故なのでしょう。