金子都美絵(かねこつみえ)
1963年生まれ、画工。民話や神話、古代の文字世界を描いてきた。
白川静文字学を画本にする仕事として『〈白川静の絵本〉サイのものがたり』(平凡社)、『【文字場面集】一字一絵』『絵で読む漢字のなりたち』(小社刊)などがある。子どもむけ刊行物の仕事に『漢字なりたちブック[改訂版]』全7巻、『漢字の音よみ名人』『新版101漢字カルタ』『新版98部首カルタ』『ようちえんかんじカルタ』(いずれも小社刊)など。
また、古代文字フォント「春秋-tsu」を制作、フリー公開している。


| 発行日 | 2010年07月発行 |
|---|---|
| 判型 | 四六判・並製 |
| 頁数 | 128ページ |
| 価格 | 本体 1350円+税 |
| ISBN | ISBN978-4-8118-0738-6 |
| Cコード | C0095 |
古代の世界観を映す漢字のなりたちが、絵でわかる本。魅力あふれる切り絵調の絵と、白川静氏による文字解説。125文字のなりたちが物語のように展開し、漢字の形に秘められた意外な意味に驚く。コラムや添え書きも楽しい。
序文 白川漢字世界観の入口……松岡正剛
一章 驚きの字源
二章 漢字の世界観
(一)文字になった動物たち
(二)天に棲むもの
(三)女性とシャーマン
(四)目の呪力
(五)生の儀礼
(六)古代の死生観
三章 カタチを読み解く
おもう心

30代・女性