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西條敏美(さいじょうとしみ)

1950年、徳島県生まれ。徳島科学史研究会会長、日本科学史学会四国支部長。物理教師として、徳島県の公立高校に35年間勤める。2011年退職。山間の村で育った幼少時代、たびたび虹に出会い、虹の根元はどうなっているのか興味をもつ。大人になってからは虹に気づかない日々を送っていたが、ある朝、ひときわ美しい虹に出会って心を奪われる。以来、虹に魅了され、科学から文化にわたるまで、広く虹を研究している。著書に、『虹』『測り方の科学史』『単位の成り立ち』(以上、恒星社厚生閣)、『理科教育と科学史』(大学教育出版)、『物理定数とは何か』(講談社ブルーバックス)、『若き命の墓標』(花伝社)など多数。

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