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フォント「春秋-tsu」

このデジタルフォントは、伊東信夫著『漢字なりたちブック』(1年生〜6年生)の制作にあたり、金子都美絵が作成した古代文字データをフォント化したものです。

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●字形について
このフォントに使用されている古代文字は、白川静『新訂 字統』に収載された甲骨文字・金文・篆文のなかから、絵から楷書へのつながりが理解しやすいものを選び、金子都美絵がかきおこしたものです。字を組み合わせても統一感が出るよう、太さや形を整えました。

●フォント名について
日本をふくむ東アジア文化の源流となる数々の著作が生み出された「春秋戦国時代」(紀元前八〜三世紀)から名をとりました。その古代の文字と現在の文字が形と意味で繋がっていることを感じ取っていただければ幸甚です。

●収録対象
小学校学習漢字(教育漢字)1026字のうち、古代文字の判明している991字。
畑・峠などの国字(日本でつくられた漢字)をはじめとする、古代文字の確認されていない以下の字は収録されていません。
(拡・確・希・現・個・鋼・査・砂・座・採・飼・磁・週・住・熟・臓・茶・着・庁・店・努・灯・答・働・燃・畑・坂・俵・評・由・曜・潟・埼・崎・栃)の35字。
・現代日本では「弁」の文字は、「弁」(かんむり)の字形が、辯護士の「辯」(あらそう・おさめる)、辨當の「辨」(さばく・わける)、花瓣の「瓣」(はなびら)の3つの字の常用漢字としても使われています。
このフォントでは、使用頻度の高い「辯」「辨」の2字の古代文字を収録しています。それぞれの文字から変換してご使用ください。「弁」の字の割り当ては空白となっています。
・いっぽうでたとえば「台」は、現在ではほぼ「臺」の常用字体としてのみ使われます。このように1対1の対応とみなして差し支えない場合は、「台」の入力で「臺」の古代文字が表示されるよう割り当てされています。

※2019年8月15日更新 2020年度全面実施の学習指導要領から教育漢字に追加された20字(茨媛岡潟岐熊香佐埼崎滋鹿縄井沖栃奈梨阪阜)のうち、古代文字のない4字(潟埼崎栃)をのぞく16字を追加しました。バージョン表示は2.01となっています。

●使用方法
◯windowsの場合
フォントファイル「春秋tsu-教育漢字.otf」をダブルクリックすると、フォントインストーラが起動します。そのまま「インストール」を選択してください。

・上記の方法でインストールできない場合は、以下の手順を実行します。
[スタート] →[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
次のコマンドを入力し、[OK] をクリックします。
%windir%\fonts
表示された「Fonts」フォルダーに「春秋tsu-教育漢字.otf」のファイルをドラッグ&ドロップします。

◯Macの場合
フォントファイル「春秋tsu-教育漢字.otf」をダブルクリックすると、fontbookが起動します。そのまま「インストール」を選択してください。

◯表示されないときは
アプリケーションやシステムを再起動してみてください。

●ライセンスについて
春秋tsuの著作権は金子都美絵に帰属します。
私的利用・教育目的での利用・商用利用ともに無料です。春秋tsuを使った創作物を商用利用することにも制限はありません。お手元で改変して使用することも自由です。

ただし、春秋tsuを使用したロゴなどのデザインを「商標登録」するなどして、法的保護を受ける場合は別途ご連絡ください。

また、フォントそのものとしての再配布は、改変の有無を問わずおやめください。

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