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※アーカイブ配信11/22まで【イベント情報】〈公正〉を乗りこなす●2023年11月2日(木)朱喜哲×荒木優太「〈公正〉な社会と〈私的〉なサークル──インターネット時代に「公/私」の線引はいかに可能なのか」@神保町・読書人隣り

※終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。アーカイブ配信を行っておりますので、ぜひ御覧ください。

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2023年11月2日(木)に神保町・読書人隣りにて、『〈公正〉を乗りこなす』の刊行記念トークイベントを開催します。

今年6月に『サークル有害論』(集英社新書)を上梓された在野研究者の荒木優太氏とともに、『〈公正〉を乗りこなす』の主張の妥当性から「正しい」とは何かまで、激論を交わします。

※読書人さんの本イベント案内ページはこちら

荒木優太(あらき・ゆうた)
1987年東京生まれ。清掃員。明治大学大学院文学研究科日本文学専攻博士前期課程修了。2015年、「反偶然の共生空間――愛と正義のジョン・ロールズ」で第59回群像新人評論優秀賞を受賞。著書に『無責任の新体系──きみはウーティスと言わねばならない』(晶文社)、『転んでもいい主義のあゆみ──日本のプラグマティズム入門』(フィルムアート社)、『サークル有害論──なぜ小集団は毒されるのか』(集英社新書)など。

朱喜哲(ちゅ・ひちょる)
1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。前者ではヘイトスピーチやデータを用いた推論を研究対象として扱っている。 共著に『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(さくら舎)、『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(総合法令出版)、『在野研究ビギナーズ』(明石書店)、『信頼を考える』(勁草書房)など。共訳に『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(ブランダム著、勁草書房)などがある。

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2023年11月2日(木)
『〈公正〉を乗りこなす』刊行記念
朱喜哲×荒木優太
〈公正〉な社会と〈私的〉なサークル
──インターネット時代に「公/私」の線引はいかに可能なのか


●出演
荒木優太さん[在野研究者/『サークル有害論』著者]
朱喜哲さん[哲学者/『〈公正〉を乗りこなす』著者]

●日時
2023年11月2日(木)
開場:18:30
開演:19:00

●入場料
会場、オンラインともに2000円

●会場
読書人隣り[地図]
〒101−0051 東京都千代田区神田神保町1丁目3-5 冨山房ビル6階

●参加方法
■会場参加チケットは→https://jinnet.dokushojin.com/products/event20231102_online
■配信チケットは→https://jinnet.dokushojin.com/products/event20231102_online

●イベント詳細
今年8月に朱喜哲氏が上梓した『〈公正〉を乗りこなす』は、アメリカ大統領選挙から、日本の「道徳」の授業まで、現代において「正義」や「公正」といった「正しいことば」がどのように使われているかを検討し、多様な議論を参照しながら、「正しいことば」の使いこなし方をプラグマティズム言語哲学から探った一冊です。

本書に対し、「正義」や「公正」の問題はそもそもことばの問題なのか、「道徳的」なのはむしろ本書の結論であり、それは許しのない社会なのではないか、本書で主に依拠するロールズとローティはそもそも接続可能なのか──、など刊行直後に誰よりも早くその内容に疑義を呈したのが荒木優太氏でした。

『〈公正〉を乗りこなす』をもとに、荒木氏の疑問から議論を深め、「公正」な社会とはどんな社会か、「正義」の実現とはどんな状態かを検討。「私的」サークルの困難とその必要性を歴史に依拠して論じた荒木氏の近著『サークル有害論』にも触れながら、「私的」な集団の可能性や「私的」と「公的」の線引はどのようになされるべきか、なども考えます。

意見を異にするふたりだからできる、スリリングな議論にご期待ください!

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