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随想
ことばを求めて
随想
暮らしの流儀をつくる
発行日 | 1984年09月発行 |
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判型 | B6判・上製 |
頁数 | 240ページ |
価格 | 本体1300円+税 |
ISBN | ISBN978-4-8118-0042-4 |
Cコード | C0036 |
明治以降百年の、とくに高度経済成長以後の教育、学問、考え方の「流儀」をもう一度とらえかえす。大学教授をやめ、〝見習い主夫〟として暮らした十数年の体験から、ひとつのことばを糸口に、異なるやり方・考え方・生き方を求める。
作家・高橋源一郎さんに、『朝日新聞』2015/9/24(木)朝刊の論壇時評で、『随想──暮らしの流儀をつくる』(著●鶴見俊輔)を紹介いただきました。
「『わたし』が主語になった」と題した時評のなかで、60年安保闘争に参加したの人びとの動機を書いた鶴見さんの文を引いたのちに、
「時の権力が『民衆の意見をゆっくりきくこと』がなくなったとき、それに反対する運動は静かに始まるのである」と、評していらっしゃいます。
残念ながら1984年刊の本書は現在、品切・重版未定なのですが、電子書籍版とオンデマンド版をご購入いただけます。