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遠山啓のコペルニクスからニュートンまで

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遠山啓のコペルニクスからニュートンまで

発行日 1985年08月発行
判型 AB判・上製
頁数 206ページ
価格 本体3500円+税
ISBN ISBN978-4-8118-0050-9
Cコード C0040

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内容

力学的世界観が形成されていく過程を、哲学・芸術・社会とのかかわりを背景に語った「話しことばの科学史」。地動説の成立に不可欠であった微分積分の思考と方法を鮮やかに描く。当時の貴重図版も100点以上収録。

目次

科学の思想と世界観…「まえがき」にかえて…森毅
第1章 中世ヨーロッパの社会と科学
ルネサンスと科学革命
激動の時代
科学革命
宗教と科学の相剋
科学を拓いた偉人たち
科学の古典に学ぶ
天動説から地動説へ
農業国家と天文学
科学と迷信
静力学から動力学へ
宇宙観の変革
第2章 円錐曲線とケプラーの天体法則
円錐曲線と惑星の楕円軌道
円・楕円・放物線・双曲線
離心率と惑星の軌道
ケプラーの法則からニュートン力学へ
ケプラーの3法則
ケプラーからニュートンへ
第3章 関数の発見と微分積分学の確立
関数とはなにか
微分積分のアイデア
学術語と日常語
関数とはなにか
関数と微分積分学
微分積分学とはなにか
和算と微分積分学
分析と統合
微分とはなにか
第4章 ニュートン力学の成立
運動量保存の法則の発見
時計の発達
振り子の運動
運動量とはなにか
運動量保存の法則
運動量をめぐるニュートンの実験
落下の実験1
落下の実験2
落下傘降下と自動車の墜落
落下の実験3
運動量の3法則と運動量保存の法則
ニュートン力学の建設
ホイヘンスからニュートンへ
定性的と定量的
運動量の実験
ニュートンの運動方程式
3次元空間の運動方程式
ニュートン力学の威力
速度と加速度を簡単に測る
第5章 微分積分学の思想と威力
微分積分の意味と方法
ふたたび関数について
微分係数と導関数
y=x2のグラフをかく
曲線でかこまれた面積を求める
微分積分学の威力
微分積分の計算と微分方程式
y=xnのグラフをかく
指数関数とはなにか
微分しても変わらない関数
孤度法と三角関数の微分
微分の公式と積分
微分方程式と微分法則。積分法則
相対性理論と量子力学
力学を基礎にした微分積分学…[あとがき]にかえて…遠藤豊

著者紹介

遠山啓(とおやまひらく)

1909年、熊本県に生まれる。 1938年~1943年、海軍霞ヶ浦航空隊の海軍教授。 1944年~1969年、東京工業大学で数学を教える。 1949年、「代数関数の非アーベル的理論」で理学博士。 1951年、数学教育協議会を結成し、数学教育の改革運動をおこす。 “量の体系”“水道方式”など画期的な理論を生みだす。 その理論と実践は数学教育の分野を超えてはかりしれない影響をあたえた 1959年、『数学入門』(岩波新書)で毎日出版文化賞を受ける。 1962年、『数学セミナー』(日本評論社)を創刊する。 1968年ごろから障害児教育の研究に取り組み、“原教科”構想を打ちだし、障害児に教科教育の道を拓く。 1970年、東京工業大学 定年退職。同大名誉教授となる。 1973年、教育の全般的な改革をめざして月刊誌『ひと』(太郎次郎社)を創刊し、その編集代表となり、教育市民運動の中心となる。 1978年、明星学園理事。1979年9月11日、没。 ◎おもな著作 『遠山啓著作集』(全27巻+別巻2)、『競争原理を超えて』 『かけがえのない、この自分』『水源をめざして』(以上、太郎次郎社) 『無限と連続』『数学入門』『現代数学対話』『数学の学び方・教え方』(以上、岩波新書) 『さんすうだいすき』(全10巻+別巻3) 『算数の探検』(全10巻)『数学の広場』(全8巻+別巻1)(以上、ほるぷ出版) ほか多数。

シリーズサイト

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