松井洋子(まついようこ)
1947年、堺市に生まれる。大学卒業後、竹内敏晴のレッスン、野口三千三氏の体操に出会い、からだ・こころ・こえに対する新しい感覚に目覚める。 …続きを読む
発行日 | 1990年06月発行 |
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判型 | 四六判・上製 |
頁数 | 224ページ |
価格 | 本体 2000円+税 |
ISBN | ISBN978-4-8118-0095-0 |
Cコード | C0036 |
子育てに疲れたり、イライラしたりしていませんか。自分一人、孤独感に襲われ、疎外感を味わっていませんかからだと心を解放する試みからどんな”癒し”が生みだされていったか。どうすれば、自分を開き、表現し、人と人とのいい関係をつくりだしていけるか。
[はじめに]〈からころ〉とは、なにか
[I]からだは無意識を表現する
姿勢・しぐさ・癖は、なにを語るか
ことばでは言えないから泣くんだ
人まえですなおに自分を出せない
私たちのなかに棲む鬼とは
[II]ワークで癒される
他者に出会う、自分に出会う
思いをまっすぐにぶつけあえるからだをつくる
たてまえの子育てを断ちきって
[III]自分のからだにふかく触れる
いい子ちゃんシンドローム
大人になれない、なりたくない
心理ドラマ「親殺し」のワーク
[IV]ハンディキャップを個性として生きる
チック症状の背後に、なにがある?
ぜんそくは気管支が流すなみだ
自閉症児にもたしかな成長がある
吃音者でよかったね
[V]こころの病は、人間関係の病
子どもの歪みは、大人への問いかけ
親が変われば、子どもも心を開く
[おわりに]歪みのない人間関係とは