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倶会一処
無着成恭の掌話集

倶会一処 無着成恭の掌話集

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倶会一処
無着成恭の掌話集

発行日 1987年04月発行
判型 B6変判・上製
頁数 288ページ
価格 本体 2000円+税
ISBN ISBN978-4-8118-0702-7
Cコード C0036

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内容

近代的な教育や認識の体系はたかだか300年、仏教の思想は2500年の命脈を生きてきた。日本の農業と、仏教と、人間の教育の再生という終生のテーマを実践する無着成恭が語る、仏教から教育は何を学ぶかを綴った89話。

目次

I-「お墓参り」…九話
・お墓参り・縁側・奇妙な人たち・子どもの料理・小刀と消しゴム・ゴボウ・生きるということ・過未無体、現世実有

II-「放射能」…二十話
・肩書き・愚痴・選択・昇華・手紙・憲法・迷惑・農業・大豆・豆腐・獣医・試験・干拓・私学・義務・反動・反論・ずらし・期待

II-「手を合わす」…二十五話
・手を合わす・沖縄行き・いただきます・食べること・フォークとナイフと箸・鍋料理・鬼子母神さま・お寺の生活・タケノコ・なるほど!・人を食う・納骨堂・壊すこと、築くこと・絶対ということ・夢・ツルの一声・毒にも薬にもならない・トーシャバン・国境線・一から十まで・雲水・バイオテクノロジー・対話・競争原理・人のため

IV-「倶会一処」…九話
・宗教教育・道徳教育・宗教ってなに?・知足・肝腎のこと・精神的指導者・倶会一処・糞掃衣・肉食妻帯

V-「生きるための」…九話
・生死・愛語・手拭・旬を食べる・非核宣言の家・比べないこと・土の上の二人・九という数字・ワシも死んだらガンも死ぬ

VI-「牛蒡の味」…八話
・兄弟子・中央廊下・恋と愛・親孝行・しめっぽい初笑い・子どもの明るさ・今の子はわからないか・牛蒡の味
あとがき

著者紹介

無着成恭(むちゃくせいきょう)

1927年(昭2)、山形市沢泉寺に生まれる。1948年(昭23)、教職についてから83年(昭58)に退職するまでの35年間、1951年『山びこ学校』(現・角川文庫)、70年『続、山びこ学校』(むぎ書房刊)、82年『詩の授業』(太郎次郎社刊)などの実践を公刊する。それらは戦後民主主義のシンボルとして評価されている。退職後、僧職に。点数だけで子どもを評価しない会(点廃連)の会長として、ラジオ、電話などによる教育相談、仏教相談に携わるほか、難民救済活動に参加している。第1回斎藤茂吉文化賞受賞(1955年)、第3回正力松太郎賞受賞(1979年)。ほかに著書多数。

シリーズサイト

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