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迷走する両立支援
いま、子どもをもって働くということ

迷走する両立支援 いま、子どもをもって働くということ

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迷走する両立支援
いま、子どもをもって働くということ

発行日 2006年07月発行
判型 四六判・上製
頁数 304ページ
価格 本体2200円+税
ISBN ISBN978-4-8118-0720-1
Cコード C0036

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内容

「家庭と仕事の両立支援」とは誰のための、何のためのものなのか─。格差と少子化、共働き家庭の増加。仕事と子育ての狭間で苦悩する30〜40代の女性たち。百人を超える母親に取材、制度と現実とのミスマッチをあぶりだす。

 ※オンデマンド復刊いたしました(本体価格2800円)

目次

はじめに

I 部 彼女たちのいるところ

第1章 育児休業、その後──退職へと誘われる母親

「この疲れ は、なんなのでしょうか」/彼女たちがいるところ/「私はわがままなんでしょうか」/氷河期世代の疑問/「こんな生活、意味あるんですか」/ ワーキングマザーとよばれて/「育児が退職理由ではないんです」/退職理由にこめられたもの/「戻ってきても仕事はない」/育児休業法はなにを守ってくれ るのか/「私と彼女たちの違いは、なんなのでしょう」/彼女たちの行きつくところ

第2章 夫と妻と子育てと──ジレンマの在りか

「夫 はなにをひきうけてくれるんでしょうか」/やさしさと愛情の代償/夫の転勤/「いやだとは言えなかった」/夫の単身赴任が妻につきつけるもの/「夫の 背中を見送りながら、ずるいと思う」/夫の「育児」、妻の「育児」/夫婦がむきあうということ/子どものいる暮らしへの助走/「母親は家に」というお約束 /家事・育児をしない夫が失うもの

第3章 働く親は「市民」になれるか──親のニーズと保育所再編

「住民って、だれのこ と?」/進む保育再編計画──広島県府中市/なにも知らない親たち/加速する保育民営化の陰で/届かない「住民」の声/親の「ニー ズ」の正体/年度途中の民間委託──東京都練馬区/「なんのための話しあいだったんだ」/子どもとの時間を返してほしい/だれのための住民参加?

II 部 アメリカの模索

第4章 「両立支援」とはなにか──経営戦略、多様な家族観、性差別禁止

「企 業として当然のこと」──ファニー・メイ/経営というボトムライン/「企業間競争に勝ちぬく」──インテルの挑戦/三つのダイナミズム/家族の多様化 と母親への着目/経営上のメリットという観点/ワーク・ライフ? それともワーク・ファミリー?/”バランス・モデル”を超える──家庭と仕事をとらえる あらたな枠組み/なおも残る疑問/「モデル雇用者」としての国/性差別禁止──国による強い規制と職場改革

第5章 ワーク・ライフ・バランス──アメリカの光と影

「彼女は別格」/『窒息するオフィス』の世界とワーク・ライフ/働く親へのプレッシャー/あらたなサービスと消費のサイクル/タイム・インダストリー──時間を買う/つぎはぎの保育システム/選べない保育/ふくれあがる待機児童/
矛 盾の連鎖──キャリア女性と外国人ナニー/保育者の挑戦をはばむもの/保育者の労働条件がうみだす悪循環/効率と生産性への対抗──公共バス運転手の闘 い/「ワーク・ライフを私たちの手に」──労組SEIU/「底辺に目をむけろ」──労働運動再編のなかで/企業と労組の連携──育児・介護基金の発足/子 どもに保育を──警察官の訴え/逆風と連携と──全米初のFMLA有給化

III 部 両立のゆくえ

第6章 すれちがう両立支援──少子化と男女共同参画と

い らだつ母親たち/育児休業取得率と残業と/わが社は「ファミリー・フレンドリー」/「両立支援」と「女性活用」はどんな関係にあるか/二つの取り組み、 二つの評価/育児休業を利用できる企業と、管理職になれる企業と/諸外国の両立支援のルール──前提としての性差別禁止/弱い、国の規制──住友男女差別 訴訟から/間接差別──進まない均等待遇のルールづくり/
少子化対策としての両立支援/異なる対応──次世代育成行動計画とポジティブ・アクション/「産む」「働く」──まなざしの落差/ルールなき両立支援──ワーク・ライフの読みかえ

第7章 子どもをもち、働くということ──沈黙と格差を超えて

「迷 惑をかけない」ワーキングマザーとして/職場はなぜ沈黙するのか/「いまごろなにしにきたの」──人事担当者の悩み/「仕事優先の職場風土」は、だれ がつくりだしているのか/男性の育児休業取得への期待と女性の憂鬱/取得期間の男女間格差がうみだすひずみ/育休を取得しなければ、子どもがかわいそ う?/両立支援へのアクセス格差/「おたがいさま」にはならない職場の構造/労働時間の規制緩和は、働く親への朗報か/狭い「家族的責任」のとらえかた ──育児と介護/拡散する「家族的責任」──ライフスタイルの問題として/少子化対策の「家族的責任」の射程/ニーズだけでは解決できない/両立を問う、 社会を問う

結びにかえて

著者紹介

萩原久美子(はぎわらくみこ)

1989年、読売新聞大阪本社入社。京都総局・社会部・生活情報部を経て、2003年よりフリー。2000年─2001年、フルブライト・ジャーナリスト・プログラムにより、労働・児童福祉を中心に家庭と仕事の両立をテーマに渡米、UCバークレー客員研究員。共著に『記録阪神大震災』(1995年)。論文に「アメリカでの家庭と仕事の両立──保育と企業の取組みから」(2001年)など。

推薦のことば・読者の声

20代・男性

『迷走する両立支援』読者の声

育児をしながら仕事をしにくい現代社会にあり、育児休暇をしやすい環境下にすることがますます重要になってくると思いました。もう男は仕事、女は家事や育児という時代は終わりに近づいている(終わっている)とも思いました。

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