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僕が家庭科教師になったわけ
つまるところの「生きる力」

僕が家庭科教師になったわけ つまるところの「生きる力」

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僕が家庭科教師になったわけ
つまるところの「生きる力」

発行日 2016年02月発行
判型 四六判・並製
頁数 192ページ
価格 本体1600円+税
ISBN ISBN978-4-8118-0788-1
Cコード C0036

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内容

1994年、高校家庭科男女共修化。
その年に44歳で女子大に通い、僕は化学教師から家庭科教師になった─。

共稼ぎの家事育児に悪戦苦闘し、男も暮らしの技術と能力をもつ必要性を痛感した。暮らしの目線から考える科学を求めて、「生活科学」を志向し、化学教師から家庭科教師へ。

これぞ男の世界と信じて「科学」を志し、やがて、女の世界とされてきた「家庭科」のど真ん中に足を踏み入れた男性家庭科教師の奮戦記。「科学と暮らし」「ジェンダー」「生きるための家庭科」の実践を軽妙な筆致でつづる。

目次

プロローグ■科学の世界にあこがれて
スプートニク・ショック/理科が好き/三種の神器と東京オリンピック
理工系の学部へ/就職はしたけれど/結婚、そして高校教師に

第1章■走る、走る、新人教師──化学教師の時代
1●新任教師の一年目
一枚うわてな生徒たち/教師生活の原点/クラス遠足弁当事件
いきなりの担任代行
2●働きだした妻
朝の職員室でカニ走りステップ/職員会議をぬけだしてお迎えに
梅雨の晴れ間の洗濯日和に、どうする?/駅のホームで子どもの受け渡し
3●悪戦苦闘の家事・育児
え、ダシってなに?/しばしの父子家庭/やってあげてる家事・育児?

第2章■生活科学のほうへ──化学から家庭科へシフトチェンジ
1●科学への懐疑
化学を教える意義って?/水俣病のこと/原発と原爆
2●生活科学という視点
科学と暮らし、暮らしと科学/校舎の裏の雑木林で/化学実験で豆腐づくり!
3●家庭科は女の世界?
家庭科の思い出/ある女子生徒の問い/男女考──地球は丸いか平たいか
家庭科の歴史/六〇年代の逆もどり
4●家庭科の門をたたく
女子大の通信教育へ/家庭科の男女共修をすすめる会/教科書づくりに参加して
男女共修に議論噴出!/四十四歳の女子大生

第3章■家庭科の教師になる──衣食住はいのちのみなもと
1●家庭科デビュー
代わりの先生がきた?/「お父さん、左遷なの?」/「先生、調理実習まだ?」
生活体験と五感の回復/実習に効用あり
2●糸つむぎの授業
またエプロン作り?/糸と布のしくみを伝える/原毛を準備する
原毛をつむいで糸にする/糸を染める/染めた糸を編む、織る
3●忘れられない大失敗
雑誌社の取材/非常ベルが鳴り響く/三倍返しの挽回なるか
語り草になる“先生の失敗”
4●車イスのT君とともに
T君の担任になる/一緒にパンツづくり/T君の調理実習とS君のこと
5●花も実もある調理実習
生徒が見せる意外な一面/まるで仕事や人生そのもの/時間は魔法の調味料
食から世界が見える/さて、ゴミはどうする?

第4章■フェンスを越えて──生きるための家庭科
1●知識の世界と知恵の世界
技術の進歩が奪うもの/子育ては“知恵”の世界だった
生活文化を教える教科の可能性/男と女とジェンダーと
2●いま、家庭科で学ぶこと
毎度おなじみの質問/教科書を開いてみる/自立・共生・創造
3●家族ってなんだろう?
すでに多様化している家族/家庭科教師の姿勢と感性
家族は変化しつづける/火を囲む人びと/十人十色の選択がある
4●ライフデザインとしての家庭科
関わりのなかに自立がある/変わりゆく家政学・家庭科
ライフデザインとしての家庭科/“だいたい良し”の世界

著者紹介

小平陽一(こだいらよういち)

1950年、栃木県生まれ。元高校家庭科教員、理科教員。 東京理科大学理学部を卒業後、化学工業会社、武蔵大学根津化学研究所を経て、1976年に埼玉県立高校の教員として採用される。化学教師として18年間つとめたのち、家庭科の教員免許を取得。男女共修となった高校家庭科を16年間教えてきた。 現在は立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科で学びながら、執筆や家庭科教育の研究会、野菜作りなどにたずさわる。 雑誌・新聞での執筆に、月刊誌・くらしと教育をつなぐ『We』(フェミックス)95~98年の連載、時事通信社配信「生きる力感じる力――家庭科の窓から」新聞連載(16回・98年)などがある。本書のもとになったレポートが、2013年度日本女性学習財団賞大賞を受賞。

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