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西郷竹彦(文芸教育研究協議会会長)

漢字の森のたのしい地図(漢字がたのしくなる本シリーズ推薦文)

いまの国語教科書で漢字を教えられる子どもたちは気の毒である。なんの原則もなく、つぎつぎとでてくる新出漢字なるものにつきあわされて、ただひたすら書きとりという苦行を強いられて、暗記させられるだけだからである。
こんな子どもたちが、この『漢字がたのしくなる本』で漢字を学びはじめたら、漢字というものには、ちゃんとした原理があって、じつにうまくできているものであることを知り、驚くにちがいない。しかも、学んでいく道すじがたくみに敷かれていて、たのしく読んだり、考えたり、書いたりしているうちに、漢字の森の奥ぶかくにわけいっていることになる。
まさにこの本は、「漢字の森のたのしい地図」といえよう。地図を片手に漢字の森のすばらしいながめを一歩一歩あるきつつ知るたのしさを十分に味わわせてくれる。
著者たちの長年にわたる研究と実践にささえられた綿密周到な心くばりがすみずみにまで感じられる。
漢字教育に革命をもたらすものとおおいに期待し、すいせんするものである。

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