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創られながら創ること
身体のドラマトゥルギー

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創られながら創ること
身体のドラマトゥルギー

発行日 1993年07月発行
判型 四六判・上製
頁数 176ページ
価格 本体 2000円+税
ISBN ISBN978-4-8118-0621-1
Cコード C0036

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内容

「人間はどうしたら変わることができるか」という問いに、〈からだ〉を通して答えを探しだそうとする対話集。自分のからだが変わることで、確実に子どもとの関係が変わっていく。授業を生みだす教師の〈からだ〉をどうつくりだすか。

目次

竹内演劇研究所/こんとんの会/世界の鮮度・世界の深度
ドン・ファン・マテオスとラジニーシ/『気流の鳴る音』と『存在の詩』
ことばを失う/ことばをとりもどす
宮沢賢治の呼吸/意識と身体
インド/旅のはじまり
関りの木
シャイアンの時間・メキシコの時間・沖縄の時間
並ぶ身体
変わる身体
抽象をほどく/怒る身体
甲州街道は長いということ/真面目な身体・vs・ほんとうにまじめな身体
宙吊りになっている子どもたち
動きだした身体を支援する
野口晴哉/「裸のマハ」の秘密/身体としての知性
背骨のことば
ラダックの馬子唄/世界は音でできている
メディアのことば/センテンスの短いことば・長いことば
母音の快楽
一花開いて世界起こる
音のない指揮者
超えられながら超えること/創られながら創ること
ことばにすること・ことばにしないこと/正直の深さということ
人間のからだはなんて贅沢なんだろう/ほんとうにやりたいことを保証する
高度情報化の神話/関係の白米・関係の肥満/飢えの形態
まずそこに起きていることを肯定すること/本のないドラマ
あとがき

著者紹介

鳥山敏子(とりやまとしこ)

1941年、広島県に生まれる。64年、東京都で小学校教師に。 60年代の教育科学運動のなかで、地球・人間の歴史の授業や鉄づくり・米づくりの授業といった先駆的な仕事を生みだす。それらは『ひと』誌(太郎次郎社)に公表された。 さらに、そうした実践を超えるために、70年代、竹内敏晴らの「『からだ』と『ことば』の会」に参加、「こんとんの会」で真木悠介と出会う。 80年代をとおして、「奇跡的」といわれるいきいきとした授業内容を、子どもたちとの空間に次々と切り拓いてきた。その内容は著書および映画「鳥山先生と子どもたちの一ヶ月間 からだといのちと食べものと」(グループ現代、1985)などに記録されている。 現在、「賢治の学校」代表。 ◎おもな著書 『からだが変わる 授業がかわる』(晩成書房、1985)、『いのちに触れる 生と性と死の授業』『イメージをさぐる からだ・ことば・イメージの授業』(ともに太郎次郎社、1985)、『ブタまるごと一頭食べる』(フレーベル館、1987)、『写真集 先生はほほ~っと宙に舞った 宮沢賢治の教え子たち』(塩原日出男・写真、自然食通信社、1992)など。

真木悠介(まきゆうすけ)

 一九三七年、東京都に生まれる。本名は見田宗介(みた・むねすけ)。若いころから社会学者として現代社会の分析などで活躍。七〇年代のメキシコでの研究やインドへの旅のなかで、独自の世界観・時空感覚を育む。帰国後、竹内敏晴を中心とする「からだ77」に参加する。東京大学教養学部では比較社会学のゼミを担当、アメリカ・インディアンなど、さまざまな文化人類学の文献を用い、竹内演劇レッスン・野口整体・ヨガなど、体験を重視したユニークな授業を行ない、多くの若者を触発しつづけている。また、朝日新聞の論壇時評を二年にわたり執筆、朝日カルチャーセンターでは社会人との講座を持つなど、多方面に活躍している。  おもな著書…『気流の鳴る音 交響するコミューン』(筑摩書房、一九七七年)、『時間の比較社会学』(岩波書店、一九八一年)、『宮沢賢治 存在の祭りのなかへ』(岩波書店、一九八四年)『Social Psychologi of Modarn japan』(Kegan Paul International,London

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