
多様性〈いろいろ〉と凝集性〈まとまり〉の社会学
共生社会の考え方
「多様性の尊重」と「凝集性の確保」の両立は、いかにしてなされるか。 共生社会をめぐる問題系を明らかにし、社会制度のありようを考える。 * 多様性の尊重が掲げられるなかで、なぜ対立と分断に拍...
- 2025年10月発行
- 四六判・上製 272ページ
- 本体2800円+税
- ISBN 978-4-8118-0873-4
- 0036
筑波大学人間系(大学院人間総合科学研究科)准教授。「教育内容と社会変動の関連」「学校の社会的機能」「教育とナショナリズム」「共生を促す教育的知識の探索と開発」をおもなテーマとして研究をおこなっている。
著書に『共生社会とナショナルヒストリー』(勁草書房)、『歴史教科書にみるアメリカ』(学文社)、『国民史の変貌』(日本評論社、第1回日本教育社会学会奨励賞)、共著に『学校教育と国民の形成』(学文社)、『共生と希望の教育学』(筑波大学出版会、共編著)、『「ゆとり」批判はどうつくられたのか』(太郎次郎社エディタス)などがある。
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