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【訃報】無着成恭さん

去る7月21日、仏教者・教育者の無着成恭さんが逝去されました。
無着さんとは太郎次郎社創業者の浅川満が、前職にて『にっぽんご』(明星学園・国語部、1964年)などの制作以来、長くお仕事をさせていただきました。
下記のページにて小社から刊行した書籍の一覧を掲載し、弔意と謝意を示します。

以下に小社で手がけていただいたご著書を列記してお仕事をふりかえり、弔意と謝意を示します。

無着成恭の詩の授業  1982年
詩と出会った中学生たち。どれほど深く詩の世界を感得し、それを自分自身の生き方にとりこんで読み、味わい、楽しむか。子どもが心を開いたとき、その個性的でみずみずしい感性がほとばしる。無着成恭の授業実践記録。
現在販売中のものは2016年にオンデマンド・ペーパーバックによって再刊したもの。

人それぞれに花あり ──無着成恭の対談集  1984年
教育者であり、僧籍をもつ無着成恭が、仏教者をはじめ、第一線で活躍する作家・能楽師・俳人や女優・歌手と、子育てや学校教育から芸術・宗教までさまざまな話題を語りあう。対談者・岡本太郎、高史明、研ナオコほか

倶会一処 ──無着成恭の掌話集  1987年
近代的な教育や認識の体系はたかだか300年、仏教の思想は2500年の命脈を生きてきた。日本の農業と、仏教と、人間の教育の再生という終生のテーマを実践する無着成恭が語る、仏教から教育は何を学ぶかを綴った89話。

無着成恭の昭和教育論 ──仏教徒として昭和を検証する  1989年
『山びこ学校』から『詩の授業』まで、無着成恭の仕事は一貫して教育とは何かを問う実践であった。そしていま、ひとりの仏教徒として、日本の戦後教育、また戦前・戦中の天皇制教育とは何であったのかを自分史を通して語る。

また、 webマガジンEdit-usの「こんな授業があったんだ」にて『詩の授業』所収の授業実践「奪われた自由[ぼろぼろな駝鳥 高村光太郎]」を掲載しております。
ご覧いただけましたら幸いです。
https://www.editus.jp/archives/7176

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